Blog記事一覧 > 1月, 2015 | 大阪府藤井寺市惣社 ほかぞの鍼灸整骨院の記事一覧
交通事故によって負ったケガを治療する時に整骨院を選択する人も少なくありません。
その時に、整骨院に何を伝えると良いのかを考えてみます。
基本的に整骨院では初回にカウンセリングいわゆる問診が行われるのが一般的です。
そこで、自分が不快に思っている症状などを相談すると良いでしょう。
具体的に何を話すと良いのかですが、どんな状況で交通事故にあってしまったのかを詳しく話して下さい。
例えばですが、信号待ちをしている時に後からぶつけられてしまった、
優先道を走っている時に一時停止をしない車が飛び出してきて、横からぶつけられた、
などのように交通事故といっても状況は異なります。
どんな風に事故にあって、
その時どのような方向から力が加わったのかというのは、非常に大切な情報です。
次に、自分の身に起こっている症状を全て話すのも大切なことですね。
交通事故において最も多いケガはむち打ち症なのですが、
その症状は多岐にわたっており、症状の出方も個人差が大きいのが特徴だと言えます。
軽症だと肩こり、耳鳴り、食欲不振、などのような症状となることが多いのですが、
これらの症状はむち打ち症のイメージとは異なるものです。
ですので、素人判断をしてこれは違うかと思って話さないのではなく、
こんな症状がありますとすべて話すようにして下さい。
最後にはっきりと解る部位の痛みについても、
どう痛いのかと話すと良いでしょう。
何かをした拍子に『ズキン』とくる痛みなのか、
それとも『じくじく』とずっと痛いのかなど、ただ痛いといってもその痛みは異なります。
また、腕を回すようにすると痛みがある、
などのように動作と関連づけた痛みなどもあるので、
その点も解る範囲で話しておくと良いでしょう。
交通事故にあった時には様々な症状が起こります。
運が良ければ、擦り傷くらいで済むこともあるでしょうが、
多くの場合で何かしらの症状が出ると考えて良いでしょう。
ここでは交通事故によって出る代表的な症状を考えてみます。
最も良く出る症状として知られているのが、むち打ち症ですね。
むち打ち症とは頸部に起こる痛みなどが代表的な症状なのですが、
非常に個人差が大きく症状の出方もまた大きな違いがあります。
肩こりがあるかなといった程度の軽症から、
首をまったく動かせなくなるほどの重症まで様々です。
また症状が出る時期についても幅広く、事故直後から出るケースもあれば、
半年ほど経過してから症状が出ることもあります。
次に多いのが腰痛ですね。 腰痛に関しても、症状の出方は様々ですね。
立つことができないくらいの痛みが出るといったこともありますし、
腰に疲労感を感じる程度のこともあります。
また、腰に強い衝撃を受けた時などは、椎間板ヘルニアなどを起こすこともあるようです。
他にも多くある症状としては、眩暈や耳鳴り、身体のだるさなどのようなケースですね。
これらの症状はいわゆる不快症状であり、
一見すると交通事故が原因とは考えにくいものだと言えます。
日常的に起こりうる症状と言っても良く、なかなか判別がつきにくいのですが、
交通事故が原因となって起こることもあるようです。
ですので、素人判断でこれらの症状を日常の不快症状だとは決めつけてしまわずに、
施術時にあわせて相談するようにしてもらえるとよいでしょう。
整骨院という言葉を知っている人は多くても、どんなことを行っているのか、ということはイメージとしてしか知らないという人も多いですよね。
そこで、整骨院に関する良くある質問をまとめてみました。
・整骨院とは?
そもそも整骨院とは何かですが、正確には柔道整復師施術所と呼ぶべきです。
整骨院の他にも接骨院などの呼び方もありますが、いずれも同じで国家資格である柔道整復師の資格を取得した人が施術を行う場所のことをそう呼んでいます。
近しいものに整体というものがありますが、整体に関しては国家資格などはなく、民間による資格はありますが公的な資格ではありません。
当然ですが整体では保険診療も使うことができないので、整体と整骨院は違うものだと考えて下さい。
・整骨院ではどんなことをするの?
基本的に柔道整復師の資格は国家資格ではありますが、医師の資格ではありませんので医療行為を行うことはできません。
しかし、骨折や脱臼、捻挫や打撲といったことを治療するための専門家であると言って良いでしょう。ですので当然交通事故によるケガの治療も行えます。
そもそも柔道と名がついているのは、武術には活法という治療のための技術があり、それを元にしたものが現在の柔道整復術だと言えます。
当然ですが、江戸時代からは蘭学、いわゆる西洋医学なども取りこまれており、長い歴史の中で変遷を経たものが現在でも使われていると考えて下さい。
基本的には整体と同じような施術行為が行われることも多いのですが、きちんとした知識を身につけた人が行うかどうかは大きな違いがあると言えます。
自賠責保険は別名強制保険とも呼ばれています。
これは自動車などを購入した時には、必ず加入しなければいけないことからの名称であり、
基本的に交通事故を起こした時に被害者を救済することを目的とした保険ですね。
自賠責保険に加入しなければ公道を走らせることができませんし、
交通事故を起こしたとしても、自分のためには保険金がおりません。
つまり、交通事故の被害者となってケガを負った時には、
相手の自賠責保険を使って治療を受けることができるのです。
この治療に関してですが、
医療機関だけではなく整骨院などでも対象となっているのを覚えておくと良いでしょう。
基本的に自賠責保険が適用される施術の場合、原則として被害者の人が支払う負担額はありません。
また、整骨院に通うための交通費についても賠償対象となっていますので、
公共交通機関の料金や、車が必要となる時はガソリン代や駐車場代金も負担しなくても良いのです。
自賠責での賠償額には限度額が設定されています。
仮にケガを負ってしまった時には120万円までですね。
ケガは完治したものの、後遺障害が残ってしまった時には、その障害の程度によって異なるのですが、
1級の場合は4000万円が限度額となります。
加害者が任意保険の人身傷害保険に加入している時には、
自賠責保険の限度額を超えた分はそちらの保険で賠償してもらうことができます。
交通事故は自分がいくら気をつけていても、いつ巻き込まれるか解らないものなので、
これらのことは覚えておいて損はありません。 事故が起こってからではなく、
事故が起こる前に知っておくことで、万が一の時に役立てることができるからです。
1月特に成人の日前後はなぜか事故が多いです。
事故をおこした際はほかぞの鍼灸整骨院までご連絡ください。