交通事故とムチウチの症状と治療法
交通事故にあわれた場合、五体満足無事だったという人は少ないです。
多くの人が何かしらのケガを負うことの方が多く、その代表的な症状がむち打ち症です。
かなり高い確率でむち打ち症を発症してしまうことが多く、その症状や治療方法は知っておいて損はないでしょう。
そもそもむち打ち症とは一般的な名称であり、正式な傷病名としては頸部外傷性症候群といった形で呼ばれます。
専門家の間では頸部加速減速症候群といった呼ばれ方をするようですね。
高い確率で起こるとは書きましたが、事故の状況や個人差なども大きいのが特徴だと言えます。
その代表例としては、症状が出始める期間ですね。
事故にあってすぐむち打ち症の症状が出るといったケースもあれば、事故後1週間ほど経過してから症状が出ることもあります。
また、長い時だと事故後半年ほど経過してから、急にむち打ち症になることもあるようです。
むち打ち症の症状は実に多岐にわたるので、最初はそうだと気づかないことも少なくありません。
代表的な症状を幾つかあげてみますと、およそ8割くらいの人に起こるのが肩や首の痛みですね。
軽症の場合だと軽い痛みを伴う肩こりが起こってしまうこともあります。
重度の場合だと、まったく首を動かすことができないといったことになるのですが、
軽症だと日常生活では支障がなくても仕事をしていると首や肩が痛くなるといった程度まで幅広いです。
ですので、何か異変を感じた時には専門家である整骨院などに相談しておくことをお勧めします。
治療法としては、簡単に言うと患部が早期に回復しやすい状態をつくる治療です。
また、患部が炎症を起こしていることも多いので、事故後の初期治療としては患部を冷やしながら治療することが重要です。
いわばぎっくり腰を起こしてしまった時の対処と似ていると考えて良いでしょう。
基本的に炎症期をすぎるまでは安静にしてても痛みがある場合が多いです。
また治療以外では患部を冷やしつつ、首に負担をかけないようにするのが一番です。
わからない方は一度ご相談下さい。